ニコンFマウントのカメラを使っているけど、そろそろ望遠レンズがほしい。
でも純正だと高いし、望遠レンズにそこまでお金をかけたくない。
そんな悩みを解決する望遠レンズがあります。
この記事では実際に私が使用しているTAMRON70-300mmF4-5.6 DI VC USDを紹介します。
コスパの良い望遠レンズを探している方はぜひ参考にしてみてください。
・TAMRON 70-300mm F4-5.6 DI VC USDとは
・特徴/スペック
・良い点/気になる点
・作例
・まとめ
TAMRON 70-300mm F4-5.6 DI VC USDとは
タムロンから2010年に創業60周年記念として発売された望遠ズームレンズです。
タムロンとしては初の超音波モーターUSDを搭載しており、スピーディーなAFが可能となっている。
フルサイズ機にも対応しているため幅広いユーザーから高い評価をされている。
特徴とスペック
・超音波モーターUSD搭載
タムロンとして初となる超音波モーターUSDが搭載されています。
スピーディーで精度の高いAF駆動で、スポーツや鉄道などの動きの速い撮影にも対応できます。
・最大4段分の手ブレ補正搭載
高い評価を得ているタムロンの手ブレ補正機構VCを搭載しています。
手ブレが発生しやすい望遠撮影や暗い場面での手持ち撮影が可能です。
・フルサイズ対応
このレンズは35mm判フルサイズデジタル一眼レフカメラにも対応しています。
APS-Cからフルサイズと幅広いユーザーが使用できます。
TAMRON 70-300mm F4-5.6 DI VC USD のスペック | |||
対応マウント | ニコン/キャノン/ソニー | レンズタイプ | 望遠ズーム |
フルサイズ対応 | ○ | フォーカス | AF/MF |
レンズ構成 | 12群17枚 | 絞り羽根枚数 | 9枚 |
焦点距離 | 70 – 300 | 最短撮影距離 | 1.5 m |
開放F値 | F4 – 5.6 | 最大撮影倍率 | 1.4 倍 |
画角 | 34.21 – 8.15 ° | 手ブレ補正 | ○ |
フィルター径 | 62 mm | 最大径×長さ | 81.5 × 142.7 |
重量 | 765 g | 防滴/防塵 | × |
良い点
ここでは実際に使用していて感じた良い点を紹介します。
70-300mm
なんといっても70-300mmという広い焦点距離域。
今までは AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR を使用していたので寄れなかった場面でも寄ることができ、撮れる世界が変わりました。
70mm側ではスナップも撮れますし、300mm側では風景や植物をアップでとることができます。
そのためこのレンズ1本だけでも様々な撮影が可能です。
いまのところ300mm側で撮影することが多いです。
[120mm写真]
[300mm写真]
手ブレ補正
安価な望遠レンズですと手ブレ補正が搭載されていなかったりすることがありますが、このレンズには手ブレ補正が搭載されています。
しかもびっくりするくらいしっかりガチッと止まってくれます。
手持ちでの撮影は手ブレ補正必須なのでとても助かっています。
さらにスイッチでの切り替えが可能なので三脚使用時の長時間露光の際にもオフにできます。
価格
このレンズは超音波モーターや高性能な手ブレ補正が搭載されていて文句のない解像度にも関わらず、新品で¥37,000、中古だと¥16,000ほどと非常に安価で購入できます。(2021年7月)
ニコン純正の AF-P NIKKOR 70-300mm f/4.5-5.6E ED VR と悩みましたが、新品で¥70,000ほどします。
正直、購入の決め手はこのコスパの良さと言ってもいいでしょう。
気になる点
もちろん良い点だけではありません。
ここでは実際に使用していて感じた気になる点を紹介します。
AFの音
AFの性能はいいのですが、AF時のモーターの音が結構大きいです。
これは他の方のレビューなどにもあって購入前から知ってはいましたが、実際使ってみると結構大きいなと感じました。
しかし慣れてしまえば全く気にならなくなります。
VCスイッチ
VCのスイッチが軽めなのでなにかの拍子にオフになっていたりします。オンだと思って撮影しているとブレブレの写真を量産します。
これはどうしようもないので気をつけながら使うしかないです。
長時間露光撮影をしない方は何かで固定してしまうのもありかと思います。
作例
ここでは実際に TAMRON 70-300mm F4-5.6 DI VC USD で撮影した写真を紹介します。
撮って出しに近いレタッチにしてあるので、どんな風に撮れるのかがわかります。
まとめ
今回は私が実際に使用している TAMRON 70-300mm F4-5.6 DI VC USD を紹介しました。
望遠レンズを気軽に手に入れたい方にはこのレンズは最適でしょう。
2017年に見た目や性能を上げた後継機も発売されていますが、やはりコスパの良さで10年経った今でも非常に人気のレンズになっています。