写真をある程度上手く撮れるようになると、
写真のクオリティを上げたい。表現の幅を広げたい。
そう思い、フルサイズ機の導入を考える方が多いかと思います。
しかし「フルサイズ機は種類がたくさんあり、どれが良いのか
わからない」と悩む方も多いと思います。
今回は私が実際に使用しているNikonD750を紹介したいと思います。
・D750とは
・スペック
・良いところ/いまいちなところ
・作例
D750とは
Nikonが2014年に発売したニコンFXフォーマットデジタル一眼レフカメラ。
発売から6年が経ったいまでも絶大な人気を誇っています。
2020年1月には後継機となるD780も発売しています。
スペック
D750のスペックは下記になります。
ニコンD750 スペック | |||
タイプ | 一眼レフ | マウント | ニコンFマウント |
画素数 | 2493万画素(総画素)
2432万画素(有効画素) |
撮影素子 | 35.9×24.0mmサイズCMOSセンサー |
撮影感度 | 標準:ISO100~12800
拡張:ISO50~51200 |
記録フォーマット | JPEG/RAW |
連射撮影 | CH:約6.5コマ/秒 | シャッタースピード | 1/4000~30秒 |
液晶モニター | 3.2インチ
122.9万ドット |
ファインダー形式 | ペンタプリズム |
ローパスファインダー | ファインダー倍率 | 0.7倍 | |
視野率 | 100% | 電池タイプ | 専用電池 |
専用電池型番 | EN-EL15 | 撮影枚数 |
ファインダー使用時:1230秒
|
記録メディア | SDカード
SDHCカード SDXEカード |
スロット | ダブルスロット
SDカード×2 |
良いところ
① 軽くてかっこいい
とにかくフルサイズ機の中では小さくて軽いです。
フルサイズ機の平均重量が800~1000g以上の中、D750は750g(本体のみ)と相当軽いことがわかります。
さらに見た目もフルサイズ機の中ではダントツでかっこいいです。
フルサイズ機はゴツくてかっこ悪くなりがちですが、D750は小さくスタイリッシュです。
② 持ちやすい
D750は他のフルサイズ機に比べてグリップ部分が深く作られています。
そのため持ったときのフィット感や安定感があり、非常に持ちやすいです。
軽さも相まって非常に疲れにくいです。持ち歩いて使いたい方にもおすすめです。
実際に私は片手で持ち歩くことも多いです。
③ 暗所に強い
D750は暗所でも撮影にも強いです。ISO感度は100~12800(拡張で50~51200)まで上げることができるので、
ほとんどの撮影で困らないです。
さらにAFの検出範囲は-3~+19EVまでと暗いところでもAFを合わせることができます。
実際に私もよる撮影することが多いですが、未だに不便に感じたことはないです。
④ チルト可動式モニター
埋込式のモニターだと、ローアングルやハイアングルの写真が撮りづらいです。
しかしD750はチルト可動式モニター採用なので、上向きに90°下向きに75°傾けることができます。
なのでローアングルやハイアングルでの撮影も可能です。
私もよくローアングルで撮影することがあります。
⑤ コスパが良い
D750が人気の理由の一番の要因にコストパフォーマンスが良いことが挙げられます。
現在フルサイズ機を手に入れようとすると安くても20万円以上、高くて50万円するものなどもあります。
しかしD750はボディ単体で13万円ほどレンズキッドで18万ほどです。
さらに中古ですと状態にもよりますが、新品よりも5万円ほど安く買うことが可能です。
発売から6年経っているが、性能も申し分ないのでフルサイズ機の中ではコスパ最強です。
いまいちなところ
① ライブビュー撮影
これはフルサイズ一眼レフなので仕方ないことですが、
とにかくライブビュー撮影時のAFやシャッターの反応が遅いです。
動いている被写体には向いていないと感じます。
私は寝ている猫などの撮影などに使ってます。
② フォーカスエリアが狭い
D750を使っているとフォーカスエリアがもっと広ければと思うことが多々あります。
AFポイントが51点なのは良いのですが、例えば被写体を右端や左端、上や下にしたいときに
AFエリアが狭いのでAFできません。これは極稀に不便に感じます。
ライブビュー撮影であれば画面全体に合わせられるので
ファインダーとライブビューを使い分けが必要です。
作例
実際にD750で撮影した作品になります。
まとめ
今回は私が実際に使用しているニコンのフルサイズ機D750を紹介しました。
一年以上使っていますが、今の所大きな不満などはありません。
私はもともとはマイクロフォーサーズを使用していたため、フルサイズ機に変えて
とにかく画質の良さに驚きました。
この記事を読んでいる方もフルサイズ機を検討中だと思いますので、
ぜひ参考にしていただけたらと思います。
↓使用しているレンズのレビュー記事も一緒にどうぞ